年間100万食以上の
サラダボウルの提供
WithGreen の主力商品であるサラダボウルを届けることそのものが、お客様の健康をつくり、国内の生産者を支え、日本の未来を作ることに繋がると信じています。そのために、関東だけではなく、日本中の都市圏に店舗を展開し、気軽にサラダを食べられるエリアを増やしていきます。
<具体的な取り組み>
・2021年は年間40万食だったサラダボウルを、2026年には年間100万食以上提供し、多くのお客様の健康をサポートする
WithGreen(ウィズグリーン)は2016年の創業以来、
「サステナビリティ=持続可能な未来を作る」ことを、大切にしてきました。
創業当初から、日本の生産者と取り組み、
地域社会を大切にしながら国産野菜の使用を継続してきています。
忙しく食生活が乱れやすい現代において野菜不足を解消し、気軽に健康を
支える場所になりたいと都市圏を中心に出店も進めてきました。
創業から5年が経ち、それだけではなく、環境問題、日本の農業や
フードロスをはじめとした課題と向き合い、長く続く未来を作り、
子供たちやその先の時代までバトンを繋いでいきたいと思い、2021年に
『ウィズグリーン・サステナブルプラン』を発表しました。
WithGreen の事業活動を通して、社会問題を解決し、より良い未来をつくる。
私たちは、ベンチャー企業ですが、同時にソーシャルアントレプレナー(社会企業家)でもありたいと考えています。
私たちが掲げる『ウィズグリーン・サステナブルプラン』は、国連サミットにおいて採択された、2030 年までに地球規模で解決すべき17 の目標と169のターゲットである「Sustainable Development GOALS(持続可能な開発目標)」をベースに作成しています。特にその中でも、「食」の事業に携わる私たちが取り組むべき課題として、まずは5 年後の2026 年を目標に、「お客様・生産者・環境」の3つに分けて掲げています。
『ウィズグリーン・サステナブルプラン』は、外務省ホームページ「JAPAN SDGs Action Platform」にて、SDGsに対する取り組み事例と
して紹介されました。
人生100 年時代。人の寿命は伸び、どれだけ健康でいられるかは今後ますます重要になってきました。しかしながら、日本の外食は炭水化物中心で、油が多くカロリーの高いものが増え、肥満や生活習慣病になる人が急激に増えてきています。それに伴い、社会保障費も増加しており、今後の日本の大きな課題となっています。
野菜には、大切な体を守るために必要なビタミン・ミネラルが豊富に含まれています。そこで、野菜や果物を1 日あたり350g 食べることが推奨されています。けれども日本人の平均は270g。目標よりなんと20%以上も少ないのです。世代別に見ると、若い世代ほど野菜の摂取量が少なくなっている状況があります。野菜をとることは腸内環境の健康を作り、肥満を減らし、将来的に健康寿命を伸ばすことに繋がります。サラダボウルを通して、健康的なライフスタイルを支えていきたいと考えています。
WithGreen の主力商品であるサラダボウルを届けることそのものが、お客様の健康をつくり、国内の生産者を支え、日本の未来を作ることに繋がると信じています。そのために、関東だけではなく、日本中の都市圏に店舗を展開し、気軽にサラダを食べられるエリアを増やしていきます。
<具体的な取り組み>
・2021年は年間40万食だったサラダボウルを、2026年には年間100万食以上提供し、多くのお客様の健康をサポートする
WithGreen のサラダボウルは、1日に必要な野菜350gのうち、約2/3から1日分全てを1食で摂ることができます。ですがお客様によって、トレーニングをしていたり、美容に気を遣っていたりと、サラダを食べたいニーズは違います。メニュー表や、パートナーからのアドバイスを通して、お客様に合ったサラダボウルを提案していきます。
<具体的な取り組み>
・「体を鍛えている⽅へおすすめのサラダ」や「350g の野菜が摂れる1 ⽇分のサラダ」など、お客様の体調やニーズに合わせたサラダボウルの提案をしていく
若い世代ほど、野菜の摂取量が少ないというデータがあります。ですが、野菜嫌いの子供でも、実際にサラダボウルを食べて、野菜の美味しさに気付いたという声を数多く頂いています。若い頃から野菜を食べる習慣を作るため、以下の活動に取り組んでいきます。
<具体的な取り組み>
・⼦供を招いて、WithGreen の店舗でサラダボウルの試⾷会や野菜教室を⾏う
日本の農業を見てみると、国内の自給率は 1965 年の73%から2019 年には38%まで下がり、農業に従事する人は年々減少してきています。東京においては、自給率は 1%なのが現状です。
少しでも日本の生産地を応援し、日本の農業をより良いものとしていくため、創業当初から台風や震災などの特殊な状況を除いては、国産野菜の使用を続けています。よくサラダボウル専門店として、アボカドはないのかとお客様から聞かれるのですが、アボカドは日本で生産することが気候的に難しいため、代わりにさつまいもやトマトなど国産の栄養価の高い野菜を四季折々で使っています。
生産者を支え、生産者と消費者をつなぐ存在になるために。WithGreen のサラダが「毎日食べたくなるサラダ」になれるよう、日本の農場から届いた野菜をサラダボウルにして届けていきます。
WithGreen は、アメリカやヨーロッパのサラダ文化をそのまま持ってくるのではなく、「国内の生産者や季節感を大切にするサラダボウル専門店でありたい」という想いで創業しました。だからこそ、創業から大切にしている国産野菜の使用を、自然災害などの特殊な事情がない限り、今後も続けていきます。
<具体的な取り組み>
・創業以来続けてきたサラダボウルにおける国産野菜の使用を、今後も継続する
サラダボウルを通して生産者を応援していくために、実際に農場訪問をしながら、地域の特産品や地元の野菜でメニューをつくり、提供しています。このような活動をする中で、農家の販路を増やしたり、農業に従事する若者を支援し、日本の農業の活性化にも繋げていきたいと思います。
<具体的な取り組み>
・地域限定メニューや⽣産地応援メニューを作り、農家を⽀援する
日本の外食は、安全と美味しさを追求してきており、世界的に見ても最高レベルです。 しかしながら、食には「物語を食べる」という、もうひとつの大切な要素があります。生産者と消費者を繋ぐ活動を通して、食材の物語を伝えていきます。
<具体的な取り組み>
・社員パートナーを対象に農業体験や農場訪問を実施し、⽣産者の想いを直接伺い、消費者へと伝えていく
2015 年に国連サミットで、「SDGs 世界を変えるための17 の目標」が発表され、持続可能な社会実現への機運は世界的に高まってきています。その中には、環境についての項目も数多くあります。実際に日本でも、ここ数年は夏は暑い日が増え、台風や異常気象も増えて、地球温暖化の影響が少なからず実感できることがあります。健康な地球があってこそ、私たちも安心して生活し、食料を生産して食べていくことができるはずです。
長く続く地球ために、解決しなければいけない環境問題は数多くあります。例えば、グローバルな社会になり、輸送における二酸化炭素の排出量は年々増えてきています。日本の野菜や食材を食べることで、輸送コストが減り二酸化炭素の削減に繋がります。このようなフードマイレージの問題をはじめ、フードロスやプラスチックゴミなど、食に関わる環境問題の解決に取り組んでいきたいと思います。
フードロスは日本でも大きな問題となっており、日本における食品廃棄量は、年間1700万トンで、一人当たりに換算すると年間約133kgにもなります。フードロスに対応していくために、WithGreen では大きく2つの目標を掲げて取り組みます。
<具体的な取り組み>
・店舗でのフードロス:⽇々の廃棄⾷材量を記録し、発注・仕込みを調整することで、店舗での⾷材ロス率を1%以内に抑える(飲⾷店の平均は5%)
・⽣産現場でのフードロス:農場では出荷できずに余ってしまう規格外野菜を、トッピングとして提供する
世界の海には、年間800万トンのプラスチックごみが、毎年新たに流入していると推定されています。海洋ごみの影響により、少なくとも約700種もの生物が傷つけられたり死んだりしています。また、プラスチックの原料となる原油の使用は、地球温暖化の主要な原因となっています。
<具体的な取り組み>
・レジ袋や容器の素材を再生紙に変更したり、エコバッグを作成したりして、プラスチックの使用を、2021年と比べて1店舗あたり70%以上削減する
地球温暖化により気温が上昇し、異常気象が発生し始めています。温暖化の主な原因は、エネルギー部門、産業部門、そして運輸部門であり、私たちが取り組んでいかなければいけない最も大きな問題です。
<具体的な取り組み>
・国産野菜を使うことでフードマイレージを減らし、運輸における温室効果ガスを削減する
・設備機器のこまめなON/OFFやLED照明の利用など、エネルギー削減に積極的に取り組む